明けましておめでとうございます。
今年も毎年恒例の南極老人星の南中を拝んで、のつもりが少々風の強い荒れ模様の大晦日の夜となりました。 低空には靄があり肉眼では見ることができず、80mmの双眼鏡を引っ張り出してやっとその姿を拝むことができました。 今年も一年無事に過ごせるな、と安心したかったんですが、器械の力を借りたんじゃあ不安が半分残ってしまいましたね。
さて、昨年の観望会では、みなさんに大変お世話になりました。 観望会時の天候で考えると、昨年は「勝ち」、一昨年は「負け」の観望会でしたが、さて今年はどうなりますか。 みなさんと一緒に大いに楽しみたいと思います。
昨年の冬は空前絶後の大雪に見舞われ、東京でも大変な大雪でしたが、金峰山荘の想像を絶する雪景色は、自然の力の前には如何に人の力が小さなものであるかを思い知らされた感があります。 文明の利器を手にした我々でさえ、思うに任せない自然現象に対し、徒手空拳で生きなければならない動植物の大変さを改めて感じるとともに、そんな自然環境が残された金峰山荘を愛して止まない新しい年の始まりでした。
今年も週末の空模様に一喜一憂しながら、「甘酒」「焼きバナナ」「焼きバームクーヘン」や「極上ソーセージ」で、仲間と共に大いなる宇宙の深みを訪ねて見たいと思います。
皆さん どうぞよろしく。
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