観望会連絡掲示板
乙女高原の観望会、田奈の観望会等の情報を掲載します。
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 馬頭星雲のガイド しおどき  2011年12月4日(日) 23:13
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スタッフの皆様、参加者の皆様お世話になりました。
観望会で人様の40cmを使い馬頭星雲の導入ガイドをやっておりましたシオドキです。
オーナーのK様ありがとうございました。
今回何人もの方に馬頭星雲を見ていただけましたが、対象が非常に淡くガイドの技量も拙いために全ての方に確認していただくことができず申し訳なく残念でした。
実は私も馬頭星雲を確認できるようになるまで3シーズンかかりましたので是非あきらめずに再チャレンジ願います。

以下に私なりの馬頭の見方を書いてみますので参考になれば幸いです。

馬頭星雲は散光星雲IC434をバックに馬の頭の形をした暗黒星雲B33が重なっていてこのB33はM43(オリオン大星雲の鳥の頭の方)を一回り小さくした位の大きさです。
位置は大三ツ星左端のζ星(2等)、σ星(4等)、6等星(HIP26820)で作る1辺約1度の三角形でζ星と6等星で作る辺の中央、ζ星より南方向約0.5度にあり導入は容易です。
ただ、非常に淡い対象のためそのまま見ることはできませんのでHβフィルタを使用します。
このフィルタは水素原子において電子が4番目の軌道から2番目の軌道に遷移する際に発する波長486.1nmあたりの光(Hβ線)だけを通すもので散光星雲の発するHβ光を浮き上がらせて見ることができます。
アイピースは輝星の影響を減らすためなるべく視野1度以下になるヌケの良い物を選びます。

望遠鏡をζ星と6等星の中央に振りアイピースを覗くと視界の左右で明るさの違いが感じられます。ζ星が視界に入る場合は望遠鏡を少し下げて視界から外すと見易くなります。
写真では右側が星雲ですが望遠鏡では反転して左側が明るく、これがIC434です。
この明暗の境に並ぶ2連星を探します。星はフィルタを使うためかなり暗くなります。
写真では馬頭側の星は2重星になっていますがフィルタを使うとひとつ星に見えます。
この2連星の下側の星あたりから2連星の幅と同じ位の幅の黒い領域が明るい領域に入り込む様に見えるのが馬頭の首の部分です。
空の状態が良かったり大口径だと頭や顎の部分も判り下を向いた馬らしいシルエットを見ることができます。
眼視と写真のイメージとは若干異なりますが写真では波長656.3nmあたりのHα部分が撮影されているのに対し眼視ではHβ部分を見るためと思われます。

当夜、フィルタはルミコン新旧、バーダー、アストロノミックの4枚を使ってみましたが見易さはルミコン新≧ルミコン旧>バーダー=アストロノミックの印象でした。
バーダー、アストロノミックが劣っているというわけではなく2連星が見えにくく位置がわかりづらいというだけで馬頭は見えていましたからフィルタの特性としてHβ線だけを良く濾してしまうので星が暗くなり位置関係を判りづらくしていたためと思われます。
当日の乙女高原より暗い空で使用した時はアストロノミックでも2連星は良く見えた記憶が有りますからルミコンは当夜の空の暗さとのバランスが良かったのではと思います。
なおルミコン旧は赤の領域に漏れがあるので星が赤く見えてしまいますが新しいルミコンで改善されているかの検証は忘れてしまいました。

アイピースは視界に輝星(ζ星)が入ると見えにくくなるので馬頭を中央においてζ星が視界に入らない視野角になる物を使います。
私の使っているNinja320では谷オルソ25mmに周囲からの光が入らないようアイカップを付けた物が一番見やすく感じます。Ninja320にこのアイピースでは倍率60倍、視野0.8度になります。
今回はNinja400にハイペリオンズームの24mmでしたので75倍、0.7度でした。

空の状態は悪くてもオリオン横、いっかくじゅうあたりの冬の天の川の存在が感じられる位の空でないと厳しいと思います。

馬頭も慣れると結構簡単に導入できますので是非チャレンジしてみてください。

馬頭星雲の画像はPIZの宝石箱(http://www.ne.jp/asahi/nakaegaw/piz/idx-top.html)からお借りしました。

  きむら  2011年12月6日(火) 21:59 修正
しおどきさん・徳田さん・加藤組さん・そして観望会参加のみなさん
乙女高原観望会お疲れさまでした。
『K』こと き・む・ら です。 書き込み遅れまして申し訳御座いません

しおどきさんが、いらしてよかったです私ではたぶんご案内出来なかったと思います。本当に皆さんに楽しんで頂いて望遠鏡を購入した甲斐がありました。やはり皆で“わいわいがやがや”観望する方が楽しいですよね!!!
次回も、しおどきさんの案内で(私では無理なので(涙;))春の銀河を楽しみましょう。「しおどきさん宜しくお願い致します」(礼)

それにしても、夜半過ぎの『火星と土星』見逃したのが悔やまれます・・・・・・・・なぜ起こしてくれなかったのか“うらみます”(笑)

とにかく、次回も素晴らしい星空と皆様とお会い出来る事を楽しみにしております。

追伸:こばやしさん、お疲れさまでした“風邪”いかがですか?
   お身体を大事にして下さい。

  しおどき  2011年12月7日(水) 23:12 修正
徳田(♀)さん、馬頭を楽しんでいただけたとのことガイド冥利につきます。
それにしてもあっさりとあの淡い馬の横顔を認識されるとは、微弱光に対する目の感度は個人差があると聞くので多分、徳田(♀)さんは超高感度の鋭眼をお持ちなのではと思います。
ドブの操作は直感的で結構簡単ですので今度は是非、導入から追尾までチャレンジされてください。
また来シーズンには馬頭より難物のバーナードループをやってみるつもりですのでこちらも是非試されてください。

木村さん、そう仰っていただけると助かります。もう今回は自分の筒はほっぽって完全に木村さんの40cmのコバンザメ状態でした。
40cmを使わせいただくとやはり「口径は力なり」を実感します。
今度、南伊豆でその威力を見せてください。
あと春の夜空には馬頭の様なネタを持っていませんのでガイド役は勘弁してください。
32cmの限界を感じて銀河導入の修行をサボっていたらすっかり苦手になりました。 f(^^;)

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